「筋トレをするならビタミンも摂取した方が良いのだろうか…」
「筋トレとビタミンの関係性とは何だろう…」
このような疑問や悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
筋トレを始めようか検討している方にとって気になるのは、筋トレとビタミンの関係性は何だろうか、という点かと思います。
そこで今回は『筋トレで必要なビタミン』をテーマにお届けします。
そもそもビタミンとは?
ビタミンは身体の機能を正常な状態に調整するという役割を担っています。
具体的には三大栄養素の炭水化物・脂質・タンパク質の吸収を助けてくれるというのが、ビタミンの持つ効果です。
ビタミンが不足すると身体は無理をしながら正常な状態に調整しようとします。
その結果、息切れや動悸、倦怠感や疲労感などの悪影響を身体に引き起こしてしまいます。
そのため、筋トレをしなくともビタミンの摂取は絶対的に必要だということが言えます。
プロテインだけじゃない!筋トレにはビタミンも必要
それでは筋トレに必要なビタミンにはどのようなものがあるのでしょうか?早速、筋トレに必要なビタミンについて見ていきましょう。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質を代謝するために必要なビタミンになります。
つまり糖質だけを摂取しても適切に燃焼することができず、脂肪として体内に蓄積されてしまうのです。
ビタミンB1は別名チアミンとも呼ばれ、豚ロース100gあたり0.8mgのビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1は一日男性で1.4mg、女性で1.1mgの摂取が推奨されているため、毎日豚ロース200g食べていれば、推奨量の摂取ができていると言えます。
また、糖質についてはこちらのページでも詳しく解説しているので、ぜひご参考にしてください。
ビタミンB2
ビタミンB2は脂質を代謝するために必要なビタミンになります。
ビタミンB2は皮膚や粘膜の機能を正常に保つという役割があるため、不足すると口内炎や角膜炎になってしまう可能性があります。
つまり皮膚や粘膜を守るためには脂質が必要であり、その代謝を促進してくれるのがビタミンB2ということになります。
また、脂質はエネルギーとしても使われるため、不足すると筋トレでも最大出力を発揮することができません。
そのため、脂質を摂取し、さらにビタミンB2も摂取することで、効率よく筋トレをすることができるのです。
ビタミンB2は特にレバーに多く含まれており、豚レバー100gには3.6mgのビタミンB2が含まれています。
また、筆者がよく食べる納豆には100gあたり0.56mgのビタミンB2しか含まれていません。
このことからレバーには物凄く多いビタミンB2が含まれているということがわかります。
ビタミンB2は一日に男性で1.6mg、女性で1.2mgの摂取が推奨されています。
納豆だけだと毎日5パックは食べる必要がありそうです。
ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質を自らの筋肉に編成することをサポートしてくれるビタミンになります。
不足すると肌荒れなどの原因となります。
そのため、美容を気にする方も積極的に摂取していきたいビタミンだと言えます。
ビタミンB6は一日に男性で1.4mg、女性で1.1mgの摂取が推奨されています。
ビタミンB6は豚ロース100gに0.3mg含まれているため、豚ロース500gくらい食べれば、一日に推奨されている量を摂取することができます。
これはなかなか大変な量です。
鶏ささみであれば100gあたり0.66mg含まれているため、300gくらいの量で済ませることができそうです。
筋トレにおいては最も重要なビタミンかもしれません。
また、筋トレと肌の関連性についてはこちらのページでも解説しているため、ぜひご覧いただけると幸いです。
ビタミンD
ビタミンDはカルシウムやリンといったミネラルの吸収に必要なビタミンになります。
筋肥大を目指すならミネラルも重要な栄養源となってくるため、ビタミンDの摂取は欠かせないと言えます。
ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が低下することに伴い、骨が軟化してしまうので注意が必要です。
ビタミンDは一日に男女共に8.5μgの量が推奨されています。
ビタミンDは魚やきのこに多く含まれ、マイタケ100gには4.9μgのビタミンDが含まれています。
豚ロース100gには0.1μgのビタミンDしか含まれていないため、マイタケのビタミンD含有量は物凄いことがわかります。
しかし、筆者も目を疑ったのですが鮭100gには33μgのビタミンDが含まれています。
圧倒的すぎる。
ビタミンDを摂取したい場合は、鮭を食べた方が良いかもしれません。
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まとめ:筋トレとビタミンの関係性とは?筋トレに効くビタミンはこれだ!
いかがでしたか?筋トレに有効なビタミンは、
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンD
以上の点が挙げられます。
タンパク質だけを摂取していても筋トレの効率はよくならないのですね。
そして、筋トレと食事は切っても切れない関係です。
身体と相談しながら楽しい筋トレライフを楽しみましょう。



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